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ヘッドパワーと日本のライブハウスの歴史紹介



【音楽会場『Shinjuku HEAD POWER』】

このウェブサイトは、日本の東京都新宿にある音楽会場『Shinjuku HEAD POWER』から得られる情報を中心にお届けしています。


【Live House Shinjuku HEAD POWER】

HEAD POWERは1968年に創業された小規模の音楽会場で、ドラムを叩くことができるロックの音楽会場としては国内最古です。

創業時はまだ第二次世界大戦から20年ほどしか経っておらず、人々が日常的に西洋文化を親しむことは珍しい時代でした。このような状況下で当時の文豪や映画監督をはじめとした文化人と呼ばれる人達が東京都新宿の小さな店舗が密集した飲み屋街「新宿ゴールデン街」の近くに「日本の頭脳となる力が集まる場所」を語源としてHEAD POWER設立を提案しました。


【色濃く残る日本文化の中での出発】

日本では室内に入る際に靴を脱ぐ文化がありますが、この店の創業当時は音楽の会場でもこのような生活文化が残っていることがありました。HEAD POWERも当時は店内に入る際に靴を脱ぎ、Tatami(※1)と呼ばれる床の上に直接座って演奏を聴く方法で運営されていました。


東洋文化と西洋文化が融合していく出発点のひとつであり、当時は珍しいビジネスでした。


(※Tatamiとは)

柔道や合気道などの道場の床材として有名。板の表面に、イグサで織って作った材料を張り付けて作る。


【サブカルチャーの聖地】

創業から30年くらいはロックを中心とした音楽イベントを行っていましたが、同時にマスメディアに登場する機会の少ないサブカルチャーの発信地として重要な役割を果たしていました。

一般人がインターネットを使用できない当時では、細々と発行されるサブカル雑誌や広告などを頼りにアンダーグラウンドなアーティストが集う熱い場所となりました。

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